2016年9月16日金曜日

いんべ灯街道夜市(9/17)


直前の告知になって申し訳ありませんが、明日17日に備前市伊部において"いんべ灯街道夜市"というイベントが開催されます。

その名のとおり伊部の街道をろうそくの灯や光などでライトアップします。
不老川では、造形作家山形忠正氏の作品によって川が光で彩られて一面がホタルのいるような光景が拝めます。
街道や川が光で照らされ美しく幻想的な雰囲気に包まれます。
カップルの方にはお勧めです。

いんべ灯街道夜市の名前の通りで店の出店もあります。
和太鼓の演奏やソプラノ歌手のコンサート、スタンプラリー抽選会といったイベントも開催されます。
今週末の予定の決まっていないという方は、明日は是非伊部まで来てみてください。

いんべ灯街道夜市開催要項
日時
2016年9月17日18:00~21:00
場所
伊部駅前通り・不老川・天津神社

開催イベント
本部(伊部駅前通り):スタンプラリー抽選会(20:00~)・夜市・
西会場(不老川):長船名刀和太鼓のライブ(19:30~)・造形作家山形忠正氏「SEI∞備前ホタル」不老川インスタレーション
東会場(天津神社):竹あかり点灯式(17:45~)・ソプラノ歌手村上彩子氏ミニコンサート(19:00~)

※天候によって一部のイベントが中止になる場合があります

お問い合わせ
いんべ100万人プロジェクト委員会事務局
岡山県備前市伊部1530番地(備前焼ギャラリー喫茶里房)
電話:0869-64-1187

主催
いんべ100万人プロジェクト委員会事務局
協賛
いんべ100万人プロジェクト加盟店
協力
協同組合岡山県備前焼陶友会青年部・伊部青少年健全育成会・伊部小学校・地域の皆さん
後援
備前市・備前信用金庫・協同組合岡山県備前焼陶友会
助成
公益財団法人福武文化振興財団

2016年9月6日火曜日

天津神社子ども教室で制作の茶碗と風鈴、備前陶芸センターで窯焚きへ


先月5日の天津神社子ども教室2日目よりおよそ一ヶ月、子ども達が作った備前焼の茶碗と風鈴がついに窯焚きの時を迎えます。
窯焚きに使うのは備前陶芸センターの窯で、今月中旬頃には窯焚きが終わり完成する予定です。
完成が今から楽しみです。

※写真は窯に詰める前の茶碗と風鈴です。

ここで簡潔に備前陶芸センターについてご紹介させて頂きます。
備前陶芸センターは備前焼作家の団体備前焼陶友会が運営する施設で、備前焼作家育成のための公的な教育研修機関となっています。

備前陶芸センターは当NPOメンバーの備前焼作家と関わりが深く、木村茂夫氏(木村興楽園)や木村宏造氏(木村一陽窯)は指導的な立場で運営に携わっています。
木村茂夫氏、森泰司氏(森宝山窯)、日幡寿氏(天津神社)は備前陶芸センターの卒業生で陶芸の技術を学んでいます。
備前陶芸センターの運営、研修生の指導、催し事の開催にも当NPOメンバーの備前焼作家は深く関わっています。

興味を持たれた方は是非備前陶芸センターを訪れてみてください。
備前陶芸センターは見学の他、備前焼体験教室等も開催しています。

 

備前陶芸センター


〒705-0001 岡山県備前市伊部974-2
電話:0869-64-2453(平日9:00~17:00)
FAX:0869-64-2469
eメール:bizentogeicenter@ceres.ocn.ne.jp
HP:http://bizen-tougei.okayama.co/
※土・日・祝日・お盆・年末年始は休み

木村興楽園の窯焚き終了、作品が完成

木村興楽園(当NPOメンバー)の窯焚きが終わりました。

先週の23日に私(筆者)が見学で木村興楽園を訪れたときは、窯焚きの真っ最中で木村興楽園の若手作家木村邦生氏がその窯焚きの様子を見せてくださいました。
そのときの様子は先週公開した本ブログの記事お伝えしていますので、先週23日の窯焚きの様子についてはその記事をご参照ください。
>木村興楽園で窯焚きを見学(8/23)

そして今週の8/30に再び木村興楽園を訪れ、完成した作品いくつかを木村興楽園の備前焼作家木村茂夫氏(木村邦生氏の父)に見せて頂きました。

まずは木村茂夫氏自らご自身の作品を見せてくださいました。


美しい土の色の酒器でぬくもりを感じます。お酒のおいしさを引き出してくれるでしょう。


重厚感あふれる花入れができました。
備前焼の特色である土の色は花の鮮やかな色と美しい対称を成し、花の色を引き立たせてくれるでしょう。

続いて木村茂夫氏のご子息の木村邦生氏作の花入れを見せて下しました。
繊細な作りの作で、親子でともに花入れを作りながらその作風に違いが出ています。
息子として伝統を受け継ぎつつ自らの個性を出していこうという努力と工夫を感じます。

もう一品木村邦生氏の作品を紹介させて頂きます。
 
鳳の絵が彫られた皿でこの作品もまた繊細な美しさを感じます。
先週の窯焚きで作った作品ではありませんが、木村邦生氏の個性を感じれる作品になっています。

こうして親子の作品を見比べると今度の窯焚きでは、父である木村茂夫氏の作品は大御所の作家らしく重厚なスタイルの作品を、息子の木村邦生氏は繊細で細やかな作品をそれぞれ作っています。
機会がありましたら木村興楽園に足をお運びいただいて、木村茂夫氏・邦生氏親子の作品を見比べてそのスタイル、こだわりの違いを感じて楽しんでください。

 

木村興楽園 


〒705-0001 岡山県備前市伊部667
電話:0869(64)2064
FAX:0869(64)2864
営業時間:9:00~18:00
休み:1月1日
駐車場2台
窯の見学可(※予約不要)